畳に家具を置いたとき凹みにくくなる方法
私は田舎に住んでいるのでわからないのですが、
幼少のころから畳がある家に住んでいる方って少ないのでしょうか?
私は小さいころ住んでいた家には畳の部屋があったので、
両親が自然に畳にへこみがつきにくい方法をしているのを見ていたのですが、
社内で都会の方はずっと畳がある部屋に住んだことが無い人もいるのでは?
という話になりましたので、畳に家具を置いても畳にへこみができにくい方法をお教えします。
簡単な話ですが、
凹みがつくのは小さい面積に重いものを長く置いていたら
凹みがつき易くなります。
だから、凹まない方法としては、
重さを軽くするか、設置面積を増やして、重さを分担させることです。
重さを軽くする方法は難しいので、
私たちが家具を設置するときは設置面積を増やす方法を取ります。
その方法がこれです。
畳と家具が設置するところにベニアなどをひいて、
重さを分担させます。
写真では両前2カ所にしていますが、
背面2カ所にも入れるのが理想です。
ベニアが無いときは、牛乳パックを2つ折りしたものでもよろしいです。
そして、その時、前面より背面のほうが高くならないようにしてください。
前面より背面が高くなると家具自体が前傾姿勢になり、
ただでさえ家具は前面が重いのに、さらに前傾になると前に倒れやすくなるからです。
逆に言うと、前面を高くしておけば地震の時も倒れにくくなります。(地震の程度によりますが)
【この記事を書いた人】
堤太陽(Taiyo Tsutsumi)
株式会社大川家具ドットコム代表取締役社長。宅地建物取引士
家具の町、福岡県大川市で生まれ育ち、新卒と同時に北九州市のマンション業者に就職。2003年に改正建築基準法によりシックハウス症候群への対処が求められ低ホルムアルデヒド建材の重要性を感じた。 2005年退職後4か月のヨーロッパ放浪。2006年より家業である家具卸を手伝っているうちに、大川市の基幹産業である家具製造の未来に危機感を感じ、「大川を再び家具で盛り上がる街にしたい」
という思いから、大川家具ドットコムというネットショップを立ち上げ、 大川家具を全世界に広げたいと模索中。2019年 経営革新認定
2021年 JETROの越境EC「Amazon.com Japan Store」採択
2022年 「デジタルツール等を活用した海外需要拡大事業」補助金採択
2023年 越境EC用英語サイト「https://shop.okawakagu.com/」開設