雑誌掲載|100客以上を美しく見せる蕎麦猪口棚|大川家具のオーダーコレクション棚

蕎麦猪口棚が雑誌に掲載されました

日本料理専門誌『和の美 食の美 温故知新 vol.4(誠文堂新光社)』にて、私たちが製作した蕎麦猪口棚が掲載されました。

とはいえ、今回の掲載はあくまで主役である花祭窯さんの世界観あってこそ。
その中の一部として、棚も一緒にご紹介いただいています。

花祭窯とは

花祭窯(はなまつりがま)は、肥前磁器作家・藤吉憲典さんの工房です。
つくり手である藤吉さんと、おかみのふじゆりさん、お二人で営まれています。

肥前磁器とは、有田焼や伊万里焼に代表される、北部九州で400年以上続くやきもの文化。
その世界の中で、花祭窯さんは独自の表現を続けてこられています。

5年半使われ続けた蕎麦猪口棚

この棚を納品したのは、2020年8月。


もう5年半ほど前のことになります。

納品した直後の「良いですね」ももちろんありがたいですが、実際に使われ続けたうえで、空間の一部として残り、さらに雑誌に取り上げられる。

これは、家具として私たちの仕事として、ちゃんと役目を果たせている証拠だと思います。

オーダーで生まれた蕎麦猪口棚

この蕎麦猪口棚は、花祭窯さんからのオーダーで生まれました。

100客以上の蕎麦猪口を一覧できること。
そして何より、器を美しく見せること。

この2つを両立させるために、仕切りの厚みや全体のバランスをミリ単位で調整しています。

家具は主張しすぎないこと

家具が主張しすぎないこと。
でも、確実に空間の質を引き上げること。

そういう立ち位置を意識してつくった棚でした。

誌面の写真を見ていると、「ちゃんと馴染んでるな」と感じます。

元からそこにあったような自然さ。
でも、確実に空間の印象を底上げしている。

こういう状態になってくれると、作り手としては少し安心します。

使いながら完成していく家具

そしてもう一つ、この棚の面白さは、“使いながら完成していく”ところだと思います。

空いているマスを見ると、つい埋めたくなる。
コレクションが増えるほど、景色も変わっていく。

5年半という時間の中で、この棚も、少しずつ育ってきたんじゃないかな、という気がします。

最後に

今回の掲載は、花祭窯さんの世界観あってこそですが、その一部として関われたことは、素直にありがたいですね。

家具は目立たなくてもいい。
でも、長く使われて、ちゃんと価値を支えられるものをお届けしたい。

改めてそう思わせてもらえる機会でした。

 

フルオーダーコレクション棚(蕎麦猪口棚・グラス・陶器)