小売店の役割とは?テーブル不良の対応の違い
【クレーム症状】
とある弊社で扱っているメーカーの無垢ダイニングテーブルで、反り止めネジが1本は折れた。
もう1本はネジ穴が緩んで落ちてきたとのことでした。
【メーカーの回答】
無垢のテーブルは木材が動くので、そういうこと起こるものとして、お客さんにネジを送ってDIYで直してもらう。
(無垢の板に木ネジをねじ込むので、テーブルをひっくり返して結構力を入れてねじ込まないといけない作業)
今までもそういう対応してた。
とのこと
【大川家具ドットコムの考察】
そういう作業は素人では難しいし、失敗する可能性もあるし、お客さん的にはそういった不良が無い商品をもちろん願って購入されている。
お客さん作業対応だと心の中は不満で、恐らくリピート注文はされないだろう。
弊社は、いい家具を長く使っていただけるお客様と長く付き合っていきたいと思ってるので、
交換などちゃんと対応すれば次家具を選ぶときも大川家具ドットコムを選んでくれる可能性がある。
【結果】
・ウチの商品仕入れ代金負担で交換することに・・・
一番いいのは不良品を出さないことですが、万が一不具合があった時でも小売店によって対応の差があるものです。
【この記事を書いた人】
堤太陽(Taiyo Tsutsumi)
株式会社大川家具ドットコム代表取締役社長。宅地建物取引士
家具の町、福岡県大川市で生まれ育ち、新卒と同時に北九州市のマンション業者に就職。2003年に改正建築基準法によりシックハウス症候群への対処が求められ低ホルムアルデヒド建材の重要性を感じた。 2005年退職後4か月のヨーロッパ放浪。2006年より家業である家具卸を手伝っているうちに、大川市の基幹産業である家具製造の未来に危機感を感じ、「大川を再び家具で盛り上がる街にしたい」
という思いから、大川家具ドットコムというネットショップを立ち上げ、 大川家具を全世界に広げたいと模索中。2019年 経営革新認定
2021年 JETROの越境EC「Amazon.com Japan Store」採択
2022年 「デジタルツール等を活用した海外需要拡大事業」補助金採択
2023年 越境EC用英語サイト「https://shop.okawakagu.com/」開設