【家具背面仕上げカビ実験1日目】実験概要を説明します
お客様からの問い合わせで、
「カビが生えにくい食器棚を探している」とたまに言われますが、
「裏側が背板の木地むき出しよりプリント化粧した食器棚がかびにくいですよ」
といつもアドバイスしているのだけど、それって本当なんだろうか?
という疑問から、実際にカビやすい状況にしてどの仕上げがカビやすいか実験してみることにしました。
実験は、家具の背板を壁にくっつけているという状況を再現するため、
ガラス板と壁の間に各素材を並べ、空気がこもる家具の背板状態を再現しました。
写真の左から
桐無垢材・パーチクルボード・ヒノキ無垢材・プリント合板黒・プリント合板白
の順に並べてます。
また、設置している場所は、
会社のシンクの目の前で湿気が多いところに置いています。
更に霧吹きなどで湿気を追加していきます。
これで、湿気の多い場所の通気が悪い所。
というカビが生えやすい状況にしました。
これから定期的にどのように変化していくか見ていきたいと思います。
【この記事を書いた人】
堤太陽(Taiyo Tsutsumi)
株式会社大川家具ドットコム代表取締役社長。宅地建物取引士
家具の町、福岡県大川市で生まれ育ち、新卒と同時に北九州市のマンション業者に就職。2003年に改正建築基準法によりシックハウス症候群への対処が求められ低ホルムアルデヒド建材の重要性を感じた。 2005年退職後4か月のヨーロッパ放浪。2006年より家業である家具卸を手伝っているうちに、大川市の基幹産業である家具製造の未来に危機感を感じ、「大川を再び家具で盛り上がる街にしたい」
という思いから、大川家具ドットコムというネットショップを立ち上げ、 大川家具を全世界に広げたいと模索中。2019年 経営革新認定
2021年 JETROの越境EC「Amazon.com Japan Store」採択
2022年 「デジタルツール等を活用した海外需要拡大事業」補助金採択
2023年 越境EC用英語サイト「https://shop.okawakagu.com/」開設