【家具背面仕上げカビ実験1日目】実験概要を説明します

お客様からの問い合わせで、
「カビが生えにくい食器棚を探している」とたまに言われますが、
「裏側が背板の木地むき出しよりプリント化粧した食器棚がかびにくいですよ」
といつもアドバイスしているのだけど、それって本当なんだろうか?

という疑問から、実際にカビやすい状況にしてどの仕上げがカビやすいか実験してみることにしました。

実験は、家具の背板を壁にくっつけているという状況を再現するため、
ガラス板と壁の間に各素材を並べ、空気がこもる家具の背板状態を再現しました。

写真の左から
桐無垢材・パーチクルボード・ヒノキ無垢材・プリント合板黒・プリント合板白
の順に並べてます。

また、設置している場所は、
会社のシンクの目の前で湿気が多いところに置いています。

更に霧吹きなどで湿気を追加していきます。

これで、湿気の多い場所の通気が悪い所。
というカビが生えやすい状況にしました。

これから定期的にどのように変化していくか見ていきたいと思います。