ナゼ国産家具なのか?3、確かな木材を使用した家具を取り扱い
現在、地球環境問題が取りだたされていますが、木を大量に使う家具も無関係ではいられません。
木は、二酸化炭素を取り込んで、成長します。
いわば、二酸化炭素の貯蔵庫なのです。
そんな大切な木ですから、伐採が無計画に行われている地域からの木材の家具はなるべく扱いません。
当店で扱っている家具は、「ウォールナット」や「ブラックチェリー」など、北米などが原産の、
計画伐採された木材が主です。
また、安価な地域からの輸入木材が増えたことにより、日本の林業が衰退しつつあります。
また、安価な木材を利用しているということは、伐採業者は利益のために先住民を追い出したり環境破壊を進めたりしています。
(「サワラク木材」で検索してみてください。)
日本においても、森は、手を入れないと、草木が地面に生えずに土砂が流出し、枯れた山地になってしまいます。
写真は2006年10月に大分県日田市で林業の現場をした時のものです。
日本では林業の従業者不足といっているのに、企業は安いからといって乱伐された木材を使う。
私たちは、国産杉を利用することにより、山の手入れをする日本の林業を支え、
下流の私たちが安心して生活出来る場を作るとともに、
安心な国産杉や国産ヒノキ、その他国産材を使うことにより、
より安心して住める日本になっていきたいと思っています。
【この記事を書いた人】
堤太陽(Taiyo Tsutsumi)
株式会社大川家具ドットコム代表取締役社長。宅地建物取引士
家具の町、福岡県大川市で生まれ育ち、新卒と同時に北九州市のマンション業者に就職。2003年に改正建築基準法によりシックハウス症候群への対処が求められ低ホルムアルデヒド建材の重要性を感じた。 2005年退職後4か月のヨーロッパ放浪。2006年より家業である家具卸を手伝っているうちに、大川市の基幹産業である家具製造の未来に危機感を感じ、「大川を再び家具で盛り上がる街にしたい」
という思いから、大川家具ドットコムというネットショップを立ち上げ、 大川家具を全世界に広げたいと模索中。2019年 経営革新認定
2021年 JETROの越境EC「Amazon.com Japan Store」採択
2022年 「デジタルツール等を活用した海外需要拡大事業」補助金採択
2023年 越境EC用英語サイト「https://shop.okawakagu.com/」開設