AIで受注システムを自社開発|家具ECの自動化が難しい理由
AIで受注システムを自社開発|家具ECの自動化が難しい理由
大型家具の配送や受注生産、別注対応など、一件ごとに条件が異なる家具店の受注業務。
お客様の都合に合わせた対応を続けるため、AIを活用した新しい受注システムを作っています。

こんにちは。大川家具ドットコムの堤です。
最近、社内で使う受注システムを、AIを活用しながら作っています。
「家具屋なのにシステム開発?」と思われるかもしれませんが、これには理由があります。
大量の注文を処理する仕組みと、家具店に必要な仕組みは少し違う
一般的なネットショップでは、大量のご注文を正確かつスピーディーに処理するため、
受注から発送までを自動化する仕組みが多く使われています。
一方、私たちが大切にしているのは、
一人ひとりのお客様の都合やご要望に合わせることです。
私たちが扱う商品の多くは、大型家具です。
いきなり配送員がお伺いしても、お客様がお留守だったり、
家具を置く場所の準備ができていなかったりすると困ります。
そのため、必ず事前にお客様とお届け日を打ち合わせています。
- 新築が完成するまで預かってほしい
- 引っ越し日に合わせて届けてほしい
- 搬入経路を確認してから配送日を決めたい
- 旅行中なので、別の日に届けてほしい
こうしたご相談を伺いながら、お客様にとって都合のよいお届け方法を一緒に考えています。
受注生産や別注家具は、一件ごとに進み方が異なる
また、サイズや仕様を変更する別注家具や、
ご注文後に製作を始める受注生産の家具もあります。
商品によっては、お届けまで2か月ほどかかることもあります。
お届け時に脚の取り付けが必要な商品や、
搬入方法について配送会社と細かな打ち合わせが必要な商品もあります。
一つひとつのご注文で対応内容が異なるため、
一般的な自動化を前提とした受注システムでは、
どうしても私たちの仕事に合わない部分がありました。
約10年前の受注システムを見直すことに
今使ってるシステムは、おそらく10年ほど前に作られたものです。
当時としては十分便利でしたが、自動化されていない作業も多く、
さすがに時代遅れを感じるようになってきました。
以前であれば、「それなら自分たちに合ったシステムを作ろう」と思っても、
開発には大きな費用と時間が必要でした。
AIによって、自社に合うシステムを作りやすくなった
ところが最近は、AIの進歩によって状況が大きく変わりました。
「こんな画面にしたい」
「この作業は自動化したい」
そんなことをAIと相談しながら、
自分たちの仕事に合うプログラムを少しずつ形にできるようになったのです。
もちろん、AIで減らしたいのは、お客様との会話ではありません。
単純な入力や転記作業を減らし、
お客様の都合に合わせるための時間を増やしたい。
どんな仕組みなら、お客様にもスタッフにも使いやすいか。
それを考えられるのは、毎日お客様と向き合っている私たちだと思います。
昔ながらの家具屋ではありますが、新しい技術も取り入れながら、
一人ひとりのお客様の都合に合わせた対応を続けていきたいと思っています。
2025年7月25日~8月28日のご注文から集計
昨年夏の人気家具ランキング TOP5
第1位
ワビ 150cmロータイプ下駄箱
横幅150cmの収納力がありながら、背が低く、
玄関を広く見せやすい下駄箱です。
新築やリフォームに合わせて選ばれることの多い商品です。
ワビ150cmロータイプ下駄箱の商品詳細を見る第2位
ボルドー120 ブックシェルフ
書斎やリビングに置きたくなる、重厚感のある国産書棚です。
大切な本や趣味のコレクションを、落ち着いた雰囲気で収納できます。

ボルドー120ブックシェルフの商品詳細を見る
第3位
マザー 親子3段ベッド
限られた空間を有効に使える親子3段ベッドです。
夏休み中のお部屋の模様替えや、
お子様の成長に合わせて選ばれています。
マザー親子3段ベッドの商品詳細を見る第4位
ミューク200 テレビボード ウォールナット材
大画面テレビとバランスを取りやすい幅200cm。
ウォールナット材の深い色合いが、
リビングを落ち着いた雰囲気に整えます。
ミューク200テレビボードの商品詳細を見る第5位
総桐組み合わせタンス TO 深6段
衣類や着物を湿気から守りながら収納できる総桐タンスです。
収納する物や設置場所に合わせて、組み合わせを選べます。
総桐組み合わせタンスTO深6段の商品詳細を見るこうして振り返ると、玄関、書斎、子供部屋、リビング、衣類収納と、
さまざまな家具が選ばれていました。
今年の夏はどんな家具がランキングに入るのか、私たちも楽しみにしています。
まだまだ暑い日が続きます。皆様も、どうぞご自愛ください。
【この記事を書いた人】
堤太陽(Taiyo Tsutsumi)
株式会社大川家具ドットコム代表取締役社長。宅地建物取引士
家具の町、福岡県大川市で生まれ育ち、新卒と同時に北九州市のマンション業者に就職。2003年に改正建築基準法によりシックハウス症候群への対処が求められ低ホルムアルデヒド建材の重要性を感じた。 2005年退職後4か月のヨーロッパ放浪。2006年より家業である家具卸を手伝っているうちに、大川市の基幹産業である家具製造の未来に危機感を感じ、「大川を再び家具で盛り上がる街にしたい」
という思いから、2006年に大川家具ドットコムというネットショップを立ち上げ、 大川家具を全世界に広げたいと模索中。
2019年 経営革新認定
2021年 JETROの越境EC「Amazon.com Japan Store」採択
2022年 「デジタルツール等を活用した海外需要拡大事業」補助金採択
2023年 越境EC用英語サイト「https://shop.okawakagu.com/」開設
2024年 創立10周年式典開催・越境EC向けに世界へボカン株式会社と提携



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