10年前の食器棚のレールが壊れた|YouTube動画を見て相談があった修理の実例
先日、こんなお問い合わせがありました。
「このYouTube動画を見て、この店なら分かるかもしれないと思って電話しました」
そのとき見ていただいた動画がこちらです。
※この記事で紹介している家具は、当店(大川家具ドットコム)で販売した商品ではありません。
他店で購入された家具についてのご相談事例です。
10年前に購入した食器棚の引き出しレールが壊れた
ご相談の内容はこうでした。
「10年前に買った食器棚の引き出しレールが壊れてしまったんです」
食器棚の引き出しは毎日使います。
そのため、家具の中でも特に消耗しやすい部分が引き出しレールです。

多くの場合はレールを交換すれば修理できます。
しかし今回のケースは少し困った状況でした。
メーカーに問い合わせた結果
お客様は購入店を通してメーカーに問い合わせたそうです。
すると、こう言われたとのことでした。
「レールのメーカーが分からない」
つまり次の情報が分からない状態でした。
- レールメーカー
- レールの型番
- 交換できる部品
修理したくても、交換部品が特定できない状態です。
国内ブランドでも実際の製造は海外ということもある
さらに話を聞くと、この家具は
- ブランドは国内メーカー
- 実際の製造は中国の工場
- レールも中国製
という構造の商品だったそうです。
家具業界では珍しいことではありません。
ただし問題は海外製かどうかではありません。
家具の寿命を決めるのは「金具」
家具の寿命は、実は木ではなく金具で決まることが多いです。
例えば次のような部品です。
- 引き出しレール
- 丁番(蝶番)
- スライド金具
- キャスター
これらは消耗品です。
つまり家具の寿命は
壊れないかどうかではなく
壊れたときに直せるかどうか
で決まることも多いのです。
家具を長く使うために確認しておきたいこと
長く使う家具を選ぶときは、次のような点も確認しておくと安心です。
- 修理相談ができる窓口があるか
- 使用している金具の情報を把握しているか
- 部品交換などの対応ができるか

購入するときはデザインや価格に目が行きがちですが、
10年後に差が出るのは修理できるかどうかだったりします。
まとめ
家具は家電より長く使う道具です。
だからこそ
壊れない家具を探すよりも
壊れたときに直せる家具
を選ぶことが、結果的に長く使える家具選びにつながると思います。
家具を選ぶときは、ぜひ金具や部品にも少し目を向けてみてください。
【この記事を書いた人】
堤太陽(Taiyo Tsutsumi)
株式会社大川家具ドットコム代表取締役社長。宅地建物取引士
家具の町、福岡県大川市で生まれ育ち、新卒と同時に北九州市のマンション業者に就職。2003年に改正建築基準法によりシックハウス症候群への対処が求められ低ホルムアルデヒド建材の重要性を感じた。 2005年退職後4か月のヨーロッパ放浪。2006年より家業である家具卸を手伝っているうちに、大川市の基幹産業である家具製造の未来に危機感を感じ、「大川を再び家具で盛り上がる街にしたい」
という思いから、2006年に大川家具ドットコムというネットショップを立ち上げ、 大川家具を全世界に広げたいと模索中。
2019年 経営革新認定
2021年 JETROの越境EC「Amazon.com Japan Store」採択
2022年 「デジタルツール等を活用した海外需要拡大事業」補助金採択
2023年 越境EC用英語サイト「https://shop.okawakagu.com/」開設
2024年 創立10周年式典開催・越境EC向けに世界へボカン株式会社と提携
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