ケルン国際家具見本市視察レポート4回目ケルンメッセ
ケルンメッセhttp://www.koelnmesse.jp/imm/
ケルンメッセ見た感想は、作っている家具は日本とほとんど変わらない。
ということ。
逆にいえば、日本の家具も十分海外に出られる可能性はある。
ただ、世界に出るだけでは世界中の企業から選んでもらわないといけない。
そこで、日本の多くの企業にとっての強みは、
世界一厳しい日本のお客様から見ても十分な品質。
ということではないか。
世界から見たら過剰とも言える品質管理、そのかわりもちろんコストには乗っかる。
その過剰とも言える品質管理を求めている人はどんな人かを考えれば、世界へ出て行くことは可能かなと思う。
展示会で思ったのは、展示の仕方にかなり工夫を凝らしているということ。
しっかりと見せるスペースにお金と時間をかけてしっかり作りこまれています。
日本の、特に大川の展示会のようにただ家具を置くだけではなく、
シンプルだけど見せ方が本当に上手いなとおもいました。
ただ、作っている家具自体は日本の家具と変わらないし、
精度はおそらく日本の家具の方がいいものを作っているように思えます。
【この記事を書いた人】
堤太陽(Taiyo Tsutsumi)
株式会社大川家具ドットコム代表取締役社長。宅地建物取引士
家具の町、福岡県大川市で生まれ育ち、新卒と同時に北九州市のマンション業者に就職。2003年に改正建築基準法によりシックハウス症候群への対処が求められ低ホルムアルデヒド建材の重要性を感じた。 2005年退職後4か月のヨーロッパ放浪。2006年より家業である家具卸を手伝っているうちに、大川市の基幹産業である家具製造の未来に危機感を感じ、「大川を再び家具で盛り上がる街にしたい」
という思いから、大川家具ドットコムというネットショップを立ち上げ、 大川家具を全世界に広げたいと模索中。2019年 経営革新認定
2021年 JETROの越境EC「Amazon.com Japan Store」採択
2022年 「デジタルツール等を活用した海外需要拡大事業」補助金採択
2023年 越境EC用英語サイト「https://shop.okawakagu.com/」開設