付加価値とは何か?
1. 付加価値の基本的な定義
付加価値とは、単なる価格や機能、納期といった「基本的価値」に加えて、お客様が“なぜ私たちから買うのか”という理由となるものです。
それは感情的な満足であったり、プロセスでの安心だったり、共感だったりします。つまり、選ばれる理由そのものが付加価値です。
2. ネットショップにおける「基本的価値」
- 商品が探しやすい・買いやすい
- 価格がわかりやすい/安い
- 納期が早い・配送がスムーズ
これらは必要最低限の機能であり、他社でも実現可能で現在モールを上げて競ってるレッドオーシャン的な「共通の価値」にすぎません。
3. 大川家具ドットコムが提供する付加価値
- 宅内設置+不要家具の引き取り(一部地域)
- サイズオーダー・別注対応(天井ぴったりの収納など)
- 動画やブログで商品・選び方を詳しく発信
- 販売経験を積んだプロが厳選した家具のみを取扱
- 買って終わりではなく、使い続けてもらう情報を継続提供
4. 価格と納期では生まれない「納得と信頼」
こうしたサービスや情報提供は、価格やスペックでは比較されません。でも、「ここで買ってよかった」と言われる理由になります。
そんな家具と出会ってもらうために、
私たちは“ちょっと面倒なこと”もちゃんとやっています。
5. お客様へお届けするまでに関わる皆さんへ
宅内設置の丁寧さも、動画で工夫している見せ方も、メール対応の一言も、すべてが「選ばれる理由」になっています。
だからこそ、私たち全員が「届けているのはモノだけじゃない」と意識して動いていきましょう。
まとめ
付加価値とは、“選ばれる理由”を自分たちでつくること。
今日も一つひとつの業務の先に「ありがとう」があるように、丁寧に届けていきましょう。
【この記事を書いた人】
堤太陽(Taiyo Tsutsumi)
株式会社大川家具ドットコム代表取締役社長。宅地建物取引士
家具の町、福岡県大川市で生まれ育ち、新卒と同時に北九州市のマンション業者に就職。2003年に改正建築基準法によりシックハウス症候群への対処が求められ低ホルムアルデヒド建材の重要性を感じた。 2005年退職後4か月のヨーロッパ放浪。2006年より家業である家具卸を手伝っているうちに、大川市の基幹産業である家具製造の未来に危機感を感じ、「大川を再び家具で盛り上がる街にしたい」
という思いから、2006年に大川家具ドットコムというネットショップを立ち上げ、 大川家具を全世界に広げたいと模索中。
2019年 経営革新認定
2021年 JETROの越境EC「Amazon.com Japan Store」採択
2022年 「デジタルツール等を活用した海外需要拡大事業」補助金採択
2023年 越境EC用英語サイト「https://shop.okawakagu.com/」開設
2024年 創立10周年式典開催・越境EC向けに世界へボカン株式会社と提携