大川家具という地域産品。単独企業ではありません
「大川家具」を探されている方へ。
弊社によく電話がかかってくるのが、
「大川家具の○○という商品は御社の商品ではないですか?」
という電話です。
そこで、よく言わせていただくのが、
「大川家具は地域産品で、大川市内に沢山の家具工場と家具販売店があり、
それぞれで大川家具の○○と名乗っています。」
ということが多々あります。
九州や近辺の方はご存知ですが、
福岡県大川市は昔からの家具産地で、
家具関連会社がおそらく数千件はあるかと思います。
(大川観光協会WEBページより転載)
それぞれで違うコンセプトでモノづくりや販売をされているので、
正直言って「大川家具」の品質はどうなのか?
と言われると、各工場などで違いますし、
輸入家具も大川家具と見間違うような販売方法を取っているところもありますので、
「大川家具の品質!」
というのは一概に言えないのです。
消費者の方には大変分かりにくく申し訳ないですし、
弊社みたいに純粋に大川で作られた家具だけを扱っている会社も
正直言うとひとくくりにされたくないと思っています。
知り合いの家具工場の社長も
「大川家具という名前でうちの商品を出すのは辞めた。自社ブランドを広めないと」
と言われています。
そんな中で、「大川家具ドットコム」ブランドとして、
大川で作られた家具のみ、自信をもっておすすめできる家具のみ。
を取り扱って皆さんに信頼される販売店になれたらと思っています。
【この記事を書いた人】
堤太陽(Taiyo Tsutsumi)
株式会社大川家具ドットコム代表取締役社長。宅地建物取引士
家具の町、福岡県大川市で生まれ育ち、新卒と同時に北九州市のマンション業者に就職。2003年に改正建築基準法によりシックハウス症候群への対処が求められ低ホルムアルデヒド建材の重要性を感じた。 2005年退職後4か月のヨーロッパ放浪。2006年より家業である家具卸を手伝っているうちに、大川市の基幹産業である家具製造の未来に危機感を感じ、「大川を再び家具で盛り上がる街にしたい」
という思いから、大川家具ドットコムというネットショップを立ち上げ、 大川家具を全世界に広げたいと模索中。2019年 経営革新認定
2021年 JETROの越境EC「Amazon.com Japan Store」採択
2022年 「デジタルツール等を活用した海外需要拡大事業」補助金採択
2023年 越境EC用英語サイト「https://shop.okawakagu.com/」開設