よりよい眠りを求めて

本日は、佐賀からのお客様が、畳ベッドを見にいらっしゃいました。ここ一週間ほど、ベッドをお探しのお客様をたくさんお見かけします。私は、ぐっすり眠れた日と眠れなかった日で、仕事への集中力や一日の充実度が全然違います。睡眠はとても大事なので、ベッドやマットレスは妥協しないで、しっかりお気に入りのものを見つけて頂きたいなと思いました。

私は10代の頃から旅好きでした。若い頃は、交通手段として、夜行バスをよく利用しました。料金が新幹線の半額以下なので、重宝していたのです。福岡から京都へ行って神社の早朝拝観を楽しんだり、大阪から東京ディズニーランドへ一晩で移動して、朝から遊び通したこともあります。料金だけでなく、まだ人が少ない早朝の観光地を思う存分満喫できるのも、夜行バスのメリットだと思います。しかし、アラサーになった今は、残念ながらそんな体力はありません。昨年、福岡から広島への夜行バスに乗った時。予定では、早朝からすぐにローカル線を乗り継いで、朝の静かな尾道のまちをお散歩するつもりでした。ところが、いざ広島駅に到着してみると、思っていたよりも、体が重くて重くて、とても動けるコンディションではない。結局その日は、お昼すぎまで駅の喫茶店でうたた寝して、体力回復に努めました。そして、無理せずに、午後から街歩きを楽しみました。交通費は浮いたものの、時間をうまく使えずに、後悔が残った旅の思い出です。10代の頃のありあまる体力がなつかしい。

とはいえ、私の場合は、一晩体をきちんと横にできれば、大丈夫なのかもしれません。先月、愛媛から大分までフェリーで移動した際は、雑魚寝の二等客室で一晩を過ごしました。快適な寝心地ではなかったものの、それでも、翌朝、大分に到着した際には、朝の8時からドライブを開始できました。夜行バスよりも深夜フェリーのほうが、翌朝の体力回復が早かったです。

旅することは辞められないので、今後は、自分にとっての、旅行と睡眠のちょうどいいバランスを、考え続けていきたいと思います。